蒲入漁港(京都・伊根)の釣り場情報│丹後エリア
蒲入漁港(京都・伊根)の釣り場情報をご紹介します。
家族釣りオススメ度★★★★★
子どもと一緒に家族で釣りをするのに『めっちゃオススメ』の釣り場です。
5段階評価の5つ星です!
初めて夏場に蒲入漁港に行かれると驚かれるかもしれません。
高い波止から海を覗くと、エメラルドグリーンの透き通った海の奥に海底が透けて見えて、吸い込まれそうな光景です。
高い波止と、透き通った海の関係で、高さを増幅させてちょっと怖いかもしれません。(私だけ??)
波止が海面から高くなっていますので、小さな子どもと一緒の場合は十分ご注意ください。
あとは高い波止の外洋面には、テトラポットの積み上げもあります。
ここも子どもには危険ですので、特に小さな子どもは目を離さないようにご注意ください。
とはいえ、ファミリーフィッシングという点では超一級釣り場です。
波止は広く、ゆったりできるスペースもありますので、家族でのんびり過ごすこともできます。
釣り場から駐車場やトイレも比較的近く、これも非常に便利です。
そして蒲入漁港の最大の特長。
それは、その日に獲れた新鮮な魚介を味わえる有名店『漁港めし』でランチをできることです。
伊根の海で釣りも堪能できますし、海の幸を存分に楽しめる環境です。
釣り場は2つのエリアで構成されています。
主な釣り場は北側漁港になります。
南側漁港も整地されたスペースが多く、小さな子どもとゆっくり釣りを楽しむこともできます。
蒲入漁港(京都・伊根)とは
伊根最北の地に位置している釣り場です。
どうやら正式には「本庄漁港」というそうですが、釣りファミでは俗称の「蒲入漁港」としてご紹介いたします。
外洋に面しており魚種が豊富で魚影も濃い釣り場です。
そしてやっぱりここも蒲入漁港も伊根の特長であるドン深で、水がキレイという海の特長を持っています。
ちょっと複雑な地形をしており、漁港が2つあるような地形です。
もしかしたらこの2つの港は正式には別々の名前かもしれません。
釣りファミでは、絶品ランチを食せる『漁港めし』の目の前の漁港を北側漁港、その反対を南側漁港としてご紹介します。
蒲入漁港(京都・伊根)の釣り方おすすめ度
パーフェクトな釣り場です。
伊根のドン深の海といえば、高級魚アコウ。
ロックフィッシュゲームを楽しめますし、サビキ釣りで小さな子どもでも、アコウが釣れてしまいます。
外海に向かって、ショアジギングで青物も狙えます。
大物の期待も大!です。
そして、藻も群生していますので、エギングも楽しめます。
初心者は初心者の釣り、ベテランはベテランの釣りと、自分の好きな釣りのスタイルで楽しめる環境です。
蒲入漁港(京都・伊根)の設備・周辺情報
蒲入漁港の釣りポイント
蒲入漁港の釣りポイントは2つのエリアに分かれています。
各ポイントについて説明します。
①北側漁港
見てください、この絶景。
息をのむ美しさです。
これが蒲入漁港、北側漁港エリアの全景です。
北側漁港は奥にある赤灯台のある波止が、メインの釣り場です。
駐車場からも比較的近く、この点は便利です。
波止は3階建て構造になっており、海面からは高めです。
階段はしっかりしているので危険性はありませんが、3段構造の複雑な構造でところどころ段差もあり、一部道が狭かったりしますので、足元には十分気を付けてください。
また小さな子どもが一緒なら、目を離さないようにお気をつけください。
それではもう少し詳しくみていきましょう。
ここは波止の付け根付近の堤防です。
堤防から波止を臨みます。
同じ場所を反対から見て、山をバックにした様子です。
ここは湾内にあたりますが、エメラルドグリーンの海にイカが泳ぐ姿をよくみかけます。
海が本当に綺麗です。
この美しさ。
圧巻です。
波止の付け根から先端を臨む。
右は漁港内側にあたります。
手前は浅いのですが、先端はドン深になっています。
これも伊根の海の特長です。
波止の付け根のすぐの左側、外洋面にあたる場所です。
テトラ帯になっており少し向こうに地磯が広がっていますが、この堤防から歩いて向かうのは難しそうです。
もし行けたとしても満潮干潮の関係で戻ってこれなくなりそうなのでオススメしません。
ここは潮通しがよいので、地磯方面を狙って根魚・青物を狙うのも効果的です。
波止の先端。
足元はしっかりしていることが、おわかりいただけると思います。
ファミリーの姿も見られます。
この先端エリアは全方位、水深が深くなっています。
左の外洋面のテトラ帯は胴付き仕掛けで根魚を狙えます。
波止先端付近は、海藻が多いので足元狙いか、遠目狙いがオススメです。
ファミリーフィッシングでは、サビキ釣りや胴付き仕掛けがおすすめで、足元を狙っても型の良いサイズの根魚がかかることがあります。
波止先端は絶好の釣りポイント。
波止先端から付け根を臨みます。
外洋面は全てテトラ帯になっています。
一部、立ち入り禁止となっておりますので、そこさえ注意すれば、胴付きでもショアジギングも可能です。
テトラに乗ってショアジギングする場合は、慎重の上に慎重を重ねて、十分ご注意ください。
休みの日はご家族で釣りをする人、シートを敷いてご飯を食べている人、アウトドアチェアに座ってくつろぐ人、などさまざま見かけます。
波止自体は広めに設計されていて、ゆったり過ごせますのでファミリーフィッシングにオススメの環境です。
先端の灯台周りが主な釣り場で、内向き、外向き、外向きの一部はテトラ帯と、サビキ釣り・ショアジギング・胴付き釣りに最適です。
波止周りは海藻が生い茂っているので「ちょい投げ」のような、少し投げて海底の魚を狙う釣り方は不向きかもしれません。
投げるなら足元か、なるべく遠くかがベストです。
いずれのスポットも伊根特有の足元すぐから水深が深く、魚影も濃く、落としてもよし投げてもよしのすべての一級スポットです。
北側漁港の全景
画質が少し粗いです…ゴメンナサイ。
②南側漁港
南側漁港では内側は浚渫(しゅんせつ)工事中で、海底をさらっており釣りになりません。
奥に見える小波止は気軽に立ち寄れますので、外向きにサビキ釣りや胴付き、ショアジギングを楽しめます。
小波止の付け根から先端を臨みます。
右に見える内海は浅くて釣りになりません。
釣りをできるのは左側の外洋面となります。
北側漁港よりは波止のスペースがは狭いですが足元はよく、海面からも低いので小さな子どもなら、こちらの小波止もおすすめです。
小波止先端から付け根を臨みます。
小山の奥に見えるのが北側漁港です。
南側漁港の内海です。
全体的に浅く海底の砂地が見えています
写真を見ての通りエメラルドグリーンで澄みきっていてキレイですが、釣りには不向きです。
蒲入漁港全体の様子はおわかりいただけましたでしょうか。
北側堤防全体では、そんなに広いスペースではありませんが、小さな子どもと一緒に、家族でお気軽フィッシングも堪能できる好環境です。
南側堤防は北側堤防よりスペースは狭いですが、こちらも小さなお子様と一緒に海釣りを楽しめます。
南側漁港の全景
画質が少し粗いです…ゴメンナサイ。
蒲入漁港で釣れる魚と釣り方
蒲入漁港で釣れる魚
根魚
アコウ、ガシラ、アオハタ、メバルなど
青物
ハマチ、サゴシ、シオ、アジなど
その他
イカ、タコ、キス、カレイ、アイナメ、マゴチ、クロダイ、カワハギ、ベラ、アナハゼ、エソ、オコゼ、チャリコなど
狙える魚種も豊富です。
蒲入漁港での釣り方
サビキ釣り
アジなど小魚たちを狙えます。
群れがいれば数釣りが楽しめるので、ファミリーフィッシングにおすすめです。
投げサビキで大きなアジが釣れることもあります。
ただし、アジだけでなく、チャリコやベラやカワハギも大量にいますので、色々な魚が釣れます。
サビキ釣りのやり方やコツ、揃える道具、釣り方について詳しくはこちらをご覧ください。
『サビキ釣りのやり方!釣れる魚・揃える道具・釣り方・コツを解説』はこちら>>
のませ釣り
サビキで掛かったアジを餌にして、のませ釣りも楽しめます。
ヒラメやアコウの大物にも期待できます。
ショアジギング
ライトショアジギングで青物の小型~中型(ツバス・ハマチ)や、海底に潜むアコウなどが狙い目です。
胴付き
波止や堤防の足元から水深が深くなっています。
波止の足元の海底は石畳なので根魚の棲み処になっているので胴付き仕掛けが有効です。
生き餌のシラサエビで狙えば大物を期待できます。
魚影が濃く、外道も多いため、胴付きのオモリが海底に着くまでにエサを取られることが多いです。
重めのオモリで、素早く海底に沈めることがポイントです。
エギング
伊根エリア全体がエギングで有名です。
春・秋には所狭しとエギンガーが並びます。
投げ釣り
足元は石畳ですが、遠くは砂地になっているためキスが狙えます。
砂地なのでエソもたくさん釣れますし、マゴチも釣れます。
特に夏・秋にサビキ釣りすれば飽きるくらい魚が釣れて、子どもたちも大満足間違いありません。
釣り初めての方や、子どもと一緒に釣りをはじめる家族の釣りデビューにはピッタリの環境です。
エサ釣り:サバの切り身
サバの切り身の作り方、仕掛けへの付け方など、詳しくはこちらをご覧ください。
『釣り餌|サバの切り身の作り方・付け方!鯖は安くて長持ちの万能エサ』はこちら>>
蒲入漁港の設備
駐車場
この『漁港めし』の看板を見る限り、奥に駐車場があることがわかるのですが、ご注意ください。
ここは食堂専用の駐車場となります。
釣り目的の方の駐車場ではありません。
この看板と建物を過ぎた奥に駐車スペースがあり、感覚的には40台ほど駐車できそうです。
ただし、ここは釣り目的の方は駐車できません。
ご注意ください。
釣り目的の方は、別の駐車場があります。
別の駐車場とは、この『漁港めし』看板の100mほど手前にあります。
この黄色い看板が目印です。
ここが釣り人専用の駐車場となります。
1日500円とリーズナブル。
駐車できる台数がやや少ないので、春・秋のエギングシーズンは要注意ですね。
この黄色看板の奥にある建物が事務所になります。
こちらでお支払いいただければ大丈夫です。
事務所の扉はいつも空いています。
でも人がいない時があるのですが、事務所内にケータイの連絡先が掲載されていますので、そこに電話をいれると駐車場まで担当者さんが集金に来てくれます。
支払いと同時にもらう領収証を、車のフロントガラスの外から見えるところに挟んでおいてください。
さて、ここで疑問。
『漁港めし』楽しみつつ、その後に釣りもしたい場合の駐車はどうするか?
その答えは、漁港めし専用駐車場を利用後、釣り専用駐車場に停める。
これが正解です。
トイレ
食堂『漁港めし』のすぐ横にあります。
自動販売機
同じく『漁港めし』のすぐ横にあります。
お食事処
食堂『漁港めし』があります。
その日に獲れた新鮮な魚介をふるまっておくれるお店です。
しかも、食堂の施設内ではなく、漁港すぐの屋外施設で、蒲入漁港の風景や海の情景を眺めながらお食事をするスタイルで、伊根の海の幸を堪能できます。
駐車場からも比較的近く、トイレや自動販売機、さらには美味しい食堂『漁港めし』もある超優良釣り場です。
せっかく伊根の最北の地、蒲入漁港まで足を延ばすなら、釣りとセットで『漁港めし』での絶品ランチも堪能されることをオススメします。
漁港めし、本当に美味しいです!
また駐車場や釣り場が漁協に非常に近いため、そこで働いている方々にご迷惑をおかけしないよう、ルールを守って釣りを楽しみましょう!
蒲入漁港へのアクセス
蒲入漁港周辺に駅がないので、車での釣行がオススメです。
バスもありそうですが、詳細はわかりません。
本数は少なそうです。
京都縦貫道「与謝天橋立IC」を降りて、北東・伊根経由で経ヶ岬に向かって約45分で到着します。
蒲入漁港での釣り関連情報
蒲入漁港での釣りの様子やグルメ情報など最新の関連情報をご案内します。
よろしければご覧ください。
蒲入漁港周辺の伊根エリアの釣りスポット
京都・伊根にある蒲入漁港。
その周辺のおすすめ釣り場をご紹介します。
蒲入漁港へ釣行の際には、ぜひ周辺スポットへもお立ち寄りいただき、みなさまにぴったりの釣り場を見つけてください。
伊根漁港(京都・伊根)
伊根湾内の最奥に位置する漁港です。
漁協施設を中心に東側と西側に広がる釣り場です。
ここも伊根湾なので足元からどん深、魚影も濃く、釣りの好スポット、足場もよいのでファミリーにオススメです。
平田埋立地(京都・伊根)
京都・伊根の中心地、観光スポットです。
伊根湾沿いに駐車場があり、停める場所によっては、ほぼ車横付けで釣りができますので、小さな子供と一緒でも安心。
お食事処やお土産屋さん、観光施設もあり、トイレもキレイなので女性も安心できる釣り場です。
新井崎漁港(京都・伊根)
エギングの聖地として有名な漁港です。
駐車スペースから少し山を下りて向かう波止で、エギングやショアジギングを楽しめます。
春や秋にはエギンガーがたくさん押し寄せます。
泊海水浴場(京都・伊根)
海水浴場メインの釣り場になります。
海水浴の砂浜がメイン釣り場ですが、夏は海水浴客で賑わいますので、少し離れた漁港からの釣りとなります。
実は釣り以外に、ポテンシャルを秘めた釣り場です。
本庄浜・浦島漁港(京都・伊根)
山々に囲まれ、エメラルドグリーンの海。
リゾート感漂う海水浴場メインの釣り場です。
子どもと一緒に家族で海水浴を楽しみつつ、釣り体験もするには最適の釣り場です。
伊根網干場(京都・伊根)
ファミリーフィッシングにおすすめの釣り場です。
駐車場から釣り場も近く、キレイなトイレも併設されている抜群の環境です。
釣り場も広く安全で、子どもと一緒でも安心して釣りを楽しめます。
蒲入漁港周辺の宮津・舞鶴・京丹後エリアの釣りスポット
蒲入漁港周辺の宮津・舞鶴・京丹後エリアの釣りスポットをご紹介します。
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京丹後エリア
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紀北エリア
まとめ ~蒲入漁港(京都・伊根)の釣り場情報│丹後エリア~
伊根エリアで最北に位置しているため、どうしてもアクセスに時間がかかる釣り場ではありますが、それらを補って余りあるくらい魅力あふれる釣り場です。
新緑の山、澄みわたる空、そこにエメラルドグリーンの海、というシチュエーションは、釣り目的でなくも心地よい時間を過ごせます。
その上、目の前で獲れたばかりの新鮮の魚介を、すぐに料理してくれる絶品ランチのお店もあるので、この蒲入漁港で過ごす時間は幸せそのものです。
もちろん肝心の釣り環境も抜群。
これくらいキレイな海で獲れた魚なら、ぜひ家に持ち帰って美味しくいただきたいと思いますし、そんな魚たちを小さな子どもでも釣りあげられる環境。
・魚影の濃さ
・水深の深さ
・魚種の豊富さ
・安心できる足場
・過ごしやすい環境
とほぼパーフェクトな環境の中で、サビキ釣りからショアジギングまで、自分のスタイルにあわせて自由に釣りを楽しめます。
距離こそ遠いものの、時間をかけて行く価値のある釣り場です。
小さな子どもと一緒でも、ファミリーフィッシングでも、女性も、大人だけでも楽しめる、京都エリア最高クラスの釣り場です。